【感染症週報】11月14日~11月20日

【感染症週報】11月14日~11月20日
【定点把握対象疾患】
○水痘の報告数は9件と前週の22件より減少しています。管内では定点当たりの報告数が10月下旬以降増加傾向にあり、都内でも高い値を推移しています。今週は減少傾向ですが、注意が必要な病気です。有効な予防法は予防接種であり、2014年10月1日から、水痘ワクチンが定期接種となりました。定期予防接種の期間にない方で、「水痘にかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけ医師に相談してください。
○感染性胃腸炎の報告数は184件と前週の150件より増加しています。定点あたり報告数は12.27です。
○インフルエンザの報告数は24件(A型10件、型情報不明14件)と前週の4件より急増しています。定点あたり報告数は1.04と流行の目安となる1.0を超えました。
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は103件と前週の75件より増加しています。定点あたり報告数は6.87です。

2016年11月24日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック