【感染症週報】11月28日~12月4日

【感染症週報】11月28日~12月4日
【定点把握対象疾患】
○水痘の報告数は30件と前週の20件より増加しています。定点あたり報告数は2.00です。管内では定点当たりの報告数が10月下旬以降増加傾向にあり、都内でも高い値を推移しています。増加傾向にあり、今後も注意が必要な病気です。有効な予防法は予防接種であり、2014年10月1日から水痘ワクチンが定期接種となりました。定期予防接種の期間にない方で、「水痘にかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけ医師に相談してください。
○感染性胃腸炎の報告数は352件と前週の216件より増加しています。定点あたり報告数は23.47と流行警報基準を超えました。
○インフルエンザの報告数は67件(A型39件、B型1件、型情報不明27件)と前週の57件より増加しています。定点あたり報告数は2.91です。
○流行性耳下腺炎の報告数は25件と前週の10件より増加しています。都内の定点当たり報告数は、過去5年平均と比較して高い値で推移しており、今後も注意が必要な病気です。
【全数把握対象疾患】
○麻しん 0件でした(東京都前週 0件)。 ○風しん 0件でした(東京都前週 0件)。

2016年12月8日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック