【感染症週報】12月5日~12月11日
【定点把握対象疾患】
○感染性胃腸炎の報告数は391件と前週の352件より増加しています。定点あたり報告数は26.07と流行警報基準は継続しています。
○インフルエンザの報告数は110件(A型51件、型情報不明59件)と前週の67件より増加しています。定点あたり報告数は4.78と増加が続いています。
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は125件と前週の93件より急増しています。定点あたり報告数は8.33と流行警報基準を超えました。
○水痘の報告数は17件と前週の30件より減少しています。管内では定点当たりの報告数が10月下旬以降増加傾向にあり、都内でも高い値を推移しています。今週は減少傾向ですが、注意が必要な病気です。有効な予防法は予防接種であり、2014年10月1日から水痘ワクチンが定期接種となりました。定期予防接種の期間にない方で、「水痘にかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけ医師に相談してください。