手足口病が流行し、都内で警報基準を超えています。

手足口病の患者発生状況は、平成29年第27週(7月3日~9日)の都内264か所の小児科定点医療機関から報告された定点あたり患者報告数は4.18人で、患者報告数が警報レベルを超えた都内保健所は31保健所中12保健所と都内で大流行しています。

【感染症週報】7月24日~7月30日
【定点把握対象疾患】
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱(別名プール熱)、流行性角結膜炎、手足口病等、この時期に流行する感染症は多く報告されています。
○この時期に流行する感染症の中でも、今週は咽頭結膜熱報告数66件と増加傾向です。また、手足口病は今週の報告数248件であり、当保健所管内だけでなく、都内でも広い範囲で警報レベルに達しています。
○例年冬場に流行するRSウイルス感染症ですが、29週より増加し、今週は報告数23件と徐々に増えています。

2017年8月3日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック