関西での麻疹集団発生について

関西国際空港内の事業所における麻疹集団感染が報じられ、9月5日現在で32人の職員が陽性と診断され、25人が回復したと発表されています。関東でも8月14日に幕張メッセで開催されたコンサートに麻疹患者が来場したことがあり、関西国際空港の利用者と共に今後麻疹患者の発生が懸念されているところです。しかし、幸い東京都感染症週報では現在まで1件のみの報告となっています。麻疹は感染力が非常に強く、約1000人に1人が死亡する致死率の高い感染症です。

《関連ホームページ》
大阪府ホームページ;麻しんの集団感染について
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=25113

日本環境感染学会;麻しんの流行に関する注意喚起について
http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=173

厚生労働省ホームページ;麻しん・風しん
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kekkaku-kansenshou21/

 

2016年9月6日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック