2015年9月に千葉県で25年ぶりに日本脳炎患者の発生が確認されました。感染場所は県外でないことは明らかで、このことは関東地方に日本脳炎ウイルスを保持している蚊が存在していることの証明です。東京周辺では茨城県、千葉県、静岡県で、2015年の夏に調査されたブタの日本脳炎抗体保有率が80%以上を超えております。世界では、小児を中心に年間5万人が発症し約1万人が日本脳炎で死亡しています。1995年~2006年度に生まれた人は日本脳炎の予防接種が不十分な方が多く特に注意が必要です。ワクチン接種が不十分な方は市町村に確認の上、お早目に不足分を接種されるようお願いいたします。