当院の歴史
当院は先代院長である故仲谷虎之助が昭和41年に仲谷医院として開業することに始まります。開業当時は小平市もまだまだ田舎町で仲谷医院の周辺は空き地や様々な畑であり住宅もまばらな土地でした。小平団地ができたばかりで、あかしあ通りもまだなかった時代です。夜空の星も今とは違いたくさん見ることができました。先代院長は外科出身で、当時は手術室もあり開腹手術入院された方も多数おられました。標榜科目は、内科、外科、皮膚科、小児科と幅広い分野での診療を行ない、時間外や夜間診療、往診などもこなし、自分を頼りに受診された方は赤ひげのようにすべて対応するということをモットーに診療を行っておりました。
そういう環境下で自分も医師を目指すこととなり、昭和60年に医師となりました。いずれは世襲することになるとの思いで内科医となり、大学病院、公立病院での診療に携わっておりました。公立昭和病院勤務中のある日に先代より「もう自分は年なのでいつ死ぬかわからないのでもう帰ってこい」という打診があり、少し早いかと思い悩みましたが、先代の夢が自分と共に診療することだったために開業することを決意いたしました。
旧仲谷医院を建て直して、平成11年4月に仲谷クリニックと名称を変更して法人化開業して現在に至っています。開業当時先代院長はまだまだ元気であったために標榜科目はそのまま据え置き、2診体制で診療を行っておりました。開業当初自分は内科と在宅診療を中心に診療を行っておりました。約10年間この体制で診療を営んでおりましたが、平成21年6月9日に先代院長が他界いたしました。享年79歳でした。約10年間先代と共に診療を行ったことで自分なりに親孝行はできたのではないかと自負しております。
院長交代後、電子カルテシステムを導入し、標榜科目を改めて内科系中心に診療を行っております。とはいえ旧仲谷医院からの時代を含め長年内科、外科、皮膚科、小児科で診療を行っていたことで地域住民の方々にはそれが浸透定着しており、今でも外科や皮膚科の患者さまも診療させていただいているのが現状です。
クリニック開業当初はホームページを公開しておりましたが、診療システムが安定化すまではクローズドにしようと思いここ何年もの間閉鎖しておりました。院長一人体制となり5年が過ぎ、来院される患者さまもそれを認識されて、また優秀な診療スタッフがそろったことで診療システムが安定したためにホームページを再公開することにいたしました。かなり久しぶりにホームページ作成に勤しんでおりますので悪戦苦闘しております。仲谷クリニック開業後15年となりました。今後もできる限りの力で地域住民の健康管理に従事したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
平成26年12月吉日
診療について
- 内科・呼吸器内科・循環器内科・小児科を標榜し内科系中心に診療をしていますが、専門医でもなくてもいいという方に関しては、外科や皮膚科も診療させていただいています。
- 各種予防接種、住民健診を行っています。任意予防接種については実費負担となります。
- 自由診療に関しては健康診断書の作成、プロペシア、バイアグラなどの処方を行っております。
医 師
- 院 長;仲谷善彰
私立海城高等学校卒業
日本大学医学部卒業
昭和60年日本大学医学部第一内科学教室、日本大学付属板橋病院
平成5年東京都財団法人東部地域病院内科
平成7年公立昭和病院呼吸器科、感染症科
平成11年医療法人社団仲谷クリニック
専門医資格;
医学博士
総合内科専門医
元呼吸器専門医
元感染症専門医
元老年病専門医
専門医については、令和2年4月より新専門医制度へと移行されたため、学会認定専門医は日本内科学会認定総合内科専門医以外の専門医は令和2年3月31日付で更新せず終了としています。
表彰、感謝状;
元小平市立第二小学校校医
元小平市介護保険認定審査会委員
国境なき医師団
国連UNHCR協会