院内設備

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医療機器について




一酸化窒素ガス(NO)分析装置 NIOX VERO;
呼気中NOは気管支喘息で上昇しており、喀痰中の好酸球数や気道過敏性と相関することより喘息補助診断に有用なマーカーと考えられており、また吸入ステロイドによる気道閉塞性障害や気道過敏性の改善と相関することより喘息治療の指標としての有用性も示唆されています。NIOX VEROは、簡便かつ非侵襲的な方法で呼気中に含まれる一酸化窒素の濃度(FeNO)を測定します。
(株)チェスト社より

携帯用睡眠ポリグラフィー ウオッチパット;
睡眠時無呼吸症候群を確定診断するためには終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)が必要です。しかし、PSGはデータの習得と解析のために大掛かりな装置と熟練した技師が必要で、そのため医療機関での入院検査を余儀なくされます。ウオッチパットは簡単に装着できて自宅で検査することを可能とした簡易睡眠モニターで、睡眠呼吸障害の評価が可能です。従来の携帯型装置で起こり得る無呼吸低呼吸指数の過小評価を改善し、信頼性の高い睡眠呼吸障害の検査を可能としています。
(Philips Respironics GK)


デジタルレントゲン診断装置
デジタルだからフィルム不要で撮影後すぐに画像が表示され、フィルム現像時間がないために患者さんの待ち時間を減らします。被ばく量もぐっと低減できるため、お腹の中の赤ちゃんにもやさしい検査が可能です。撮影した画像は、鮮明でクリアな画像が得られます。


超音波(エコー)検査とは?
超音波検査は機械で発生させた超音波を体に当てて、臓器や組織にぶつかってできる反射を受け取り映像化することで内部の状態を調べることのできる画像検査です。超音波検査はX線やCT検査と違い被爆がなく、検査装置が小型で簡便に検査ができることが利点です。一方欠点は、骨や空気の存在により観察が困難となる部位があり、検査前に食事・排尿の制限が必要となる部位があることです。超音波検査では多くの領域を観察することが可能ですが、当院では主に心臓、腹部、頸動脈などの部位の検査を行っております。 

血管伸展性検査とは?
動脈硬化は、加齢によって誰にでも起こりますが個人差が大きく、その進展には食生活や運動不足などの生活習慣が大きく関連しています。大変な病気にかからないためには、早期発見が最大の秘訣です。血管伸展性検査とは、PWV(脈波伝播速度)とABI(上腕と足首の血圧比)を測定することにより血管の硬さ並びに血管のつまり具合を判定する検査です。また、得られた脈波図の波形情報により動脈硬化を総合的に診断することができます。つまり、血管の老化度の判定ができ、いわゆる血管年齢を推定することができます。検査は、血圧を測るのと同じくらい気軽に受けられます。両手、両足首の4か所の血圧を同時に測定するだけなので、ほとんど痛みはありません。薄手の服でならそのままで測定できます。