昭和23年7月1日~昭和63年1月27日の間で集団予防接種を受けたことがある方で、B型肝炎ウイルスに感染した方には、給付金が支給される場合がありますので、厚生労働省電話相談窓口までご連絡ください。
2016年のアーカイブ
日本脳炎ワクチン定期予防接種の特例について
平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方で、第1期の日本脳炎ワクチンの接種漏れがある場合、特例として不足回数分を第2期の接種期間の間に定期予防接種として接種することができるようになりました。
第1期接種漏れのため追加の予診票が必要になった場合、小平市健康推進課(℡:042-346-3700)にお問い合わせください。追加予診票の発行には母子健康手帳が必要となりますのでご用意ください。
平成27年に千葉県で日本脳炎の発症報告がありました。関東地方にも日本脳炎媒介蚊が存在しますので未接種の方は、ぜひ接種されることをお勧めします。
ここ数年間で梅毒が大流行しております。
梅毒感染の報告数が2010年以降激増しており、日本性感染症学会より「梅毒の流行に関する注意喚起について」の周知依頼がありました。
「梅毒の流行に関する注意喚起について」
http://jssti.umin.jp/pdf/baidoku_cyuikanki160412.pdf
統計では、昨年感染した女性のうち15~35歳が6割を占めて、若年女性の患者報告数が増加する傾向にあります。近年、感染した妊婦の胎盤を介して胎児を感染させる「先天梅毒」の増加が懸念されております。
梅毒では不特定多数の人との性的接触はリスク因子であり、オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。性交渉がなかったにもかかわらず、妊娠後にオーラルセックスで感染して子供が先天梅毒になった症例も報告されています。自覚症状のないままに誰かに感染させる可能性がありますので、不特定多数の人との性的接触は避けましょう。
日本脳炎は過去の病気ではありません
2015年9月に千葉県で25年ぶりに日本脳炎患者の発生が確認されました。感染場所は県外でないことは明らかで、このことは関東地方に日本脳炎ウイルスを保持している蚊が存在していることの証明です。東京周辺では茨城県、千葉県、静岡県で、2015年の夏に調査されたブタの日本脳炎抗体保有率が80%以上を超えております。世界では、小児を中心に年間5万人が発症し約1万人が日本脳炎で死亡しています。1995年~2006年度に生まれた人は日本脳炎の予防接種が不十分な方が多く特に注意が必要です。ワクチン接種が不十分な方は市町村に確認の上、お早目に不足分を接種されるようお願いいたします。