日本脳炎ワクチン定期予防接種の特例について

平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方で、第1期の日本脳炎ワクチンの接種漏れがある場合、特例として不足回数分を第2期の接種期間の間に定期予防接種として接種することができるようになりました。

第1期接種漏れのため追加の予診票が必要になった場合、小平市健康推進課(℡:042-346-3700)にお問い合わせください。追加予診票の発行には母子健康手帳が必要となりますのでご用意ください。

平成27年に千葉県で日本脳炎の発症報告がありました。関東地方にも日本脳炎媒介蚊が存在しますので未接種の方は、ぜひ接種されることをお勧めします。

2016年4月21日 | カテゴリー : 医療助成 | 投稿者 : 仲谷クリニック

ここ数年間で梅毒が大流行しております。

梅毒感染の報告数が2010年以降激増しており、日本性感染症学会より「梅毒の流行に関する注意喚起について」の周知依頼がありました。

「梅毒の流行に関する注意喚起について」
http://jssti.umin.jp/pdf/baidoku_cyuikanki160412.pdf

統計では、昨年感染した女性のうち15~35歳が6割を占めて、若年女性の患者報告数が増加する傾向にあります。近年、感染した妊婦の胎盤を介して胎児を感染させる「先天梅毒」の増加が懸念されております。

梅毒では不特定多数の人との性的接触はリスク因子であり、オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。性交渉がなかったにもかかわらず、妊娠後にオーラルセックスで感染して子供が先天梅毒になった症例も報告されています。自覚症状のないままに誰かに感染させる可能性がありますので、不特定多数の人との性的接触は避けましょう。

2016年4月13日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック

日本脳炎は過去の病気ではありません

2015年9月に千葉県で25年ぶりに日本脳炎患者の発生が確認されました。感染場所は県外でないことは明らかで、このことは関東地方に日本脳炎ウイルスを保持している蚊が存在していることの証明です。東京周辺では茨城県、千葉県、静岡県で、2015年の夏に調査されたブタの日本脳炎抗体保有率が80%以上を超えております。世界では、小児を中心に年間5万人が発症し約1万人が日本脳炎で死亡しています。1995年~2006年度に生まれた人は日本脳炎の予防接種が不十分な方が多く特に注意が必要です。ワクチン接種が不十分な方は市町村に確認の上、お早目に不足分を接種されるようお願いいたします。

2016年2月1日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック

風疹抗体検査(無料)と風疹予防接種(一部公費負担)のご案内

妊娠中に風疹に罹患すると、『先天性風疹症候群』という障害を持った胎児が生まれてくる可能性があります。風疹に対する抗体検査を実施し、抗体が不十分である方は予防接種を受けましょう。

対象者;小平市に住所を有する19歳以上の妊娠を希望される女性で、これまでに風疹に罹患したことがなく、風疹の予防接種を2回以上受けたことがない方。

実施期間;平成28年3月31日まで

持ち物;住所と年齢が確認できるもの(健康保険証、運転免許証など)及び母子手帳

申し込み;当院に直接お申し込みください(電話番号:042-341-5270)

自己負担額;抗体検査は無料
抗体検査の結果、陰性もしくは低力価の方は希望により下記の自己負担額で予防接種が受けられます。
①麻疹風疹混合ワクチン(5,000円)
②風疹単独ワクチン(3,000円)

2015年7月8日 | カテゴリー : 医療助成 | 投稿者 : 仲谷クリニック

MERS(中東呼吸器症候群)に関する対応について

発症前14日以内にアラビア半島またはその周辺諸国に渡航または居住していた者で、発熱を伴う急性呼吸器症状を呈する方は、MERS感染症の可能性がありますので、医療機関を受診される前に最寄りの保健所(多摩小平保健所 ℡;042-450-3111)へお問い合わせください。

MERSに関するポスター

中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&Aは以下よりご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers_qa.html

2015年7月1日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック

平成27年7月1日から難病医療費助成制度の対象疾病が拡大します。

平成27年7月1日から難病医療制度の対象疾病(指定難病)が306疾病に拡大されます。
追加される疾病の患者さんで、症状が一定程度以上または高額な医療費を支払っている場合は、医療費助成制度利用できるようになります。
対象となる疾病一覧は下記を参照してください。

難病医療費助成制度の対象となる新たな疾病一覧

東京都では、難病医療費助成制度のご利用者様へ「難病医療相談会」を実施しています。
1)東京都医師会実施分
毎月第2木曜日午後3時からで、会場は、東京メトロ東西線「竹橋」駅から徒歩2分、東京メトロ半蔵門線/都営新宿線/都営三田線「神保町」駅から徒歩5分の住友商事竹橋ビル13F東京都医師会内です。
申込先;03-6256-0256
申込受付時間;平日の午前9時30分から正午まで

2)東京都難病・相談支援センター実施分
7月26日(日)リウマチ、8月2日(日)炎症性腸疾患、9月27日(日)膠原病、10月25日(日)血液系、
11月15日(日)消化器系(肝臓)、12月13日(日)視覚系、1月24日(日)神経系(パーキンソン病・多発性硬化症など)、3月27日(日)神経系(ALS・上昇筋無力症など)
時間は各日とも午後12時30分から午後4時30分
申込先;03-3446-1144
申込受付時間;平日の午前10時から午後4時まで

2015年6月9日 | カテゴリー : 医療助成 | 投稿者 : 仲谷クリニック

大腸がん検診を受けましょう。

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大腸がん検診より大腸がんと診断を受け、命拾いされる方は毎年数多く見受けられます。
簡便な検査ですので是非検診を受けますようにお願いいたします。

2015年4月1日 | カテゴリー : 健康診査 | 投稿者 : 仲谷クリニック

高齢者肺炎ワクチン接種で学会意見が発表されました

日本呼吸器学会呼吸器ワクチン検討ワーキンググループ委員会と日本感染症学会ワクチン委員会の合同委員会はこのほど、「65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方」を表明した。2014年は65歳以上の高齢者を対象に23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)の定期接種が始まり、任意接種の13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)が65歳以上に適応拡大されたことから、医療従事者には両ワクチンの使い分けや連続接種に関する判断が要求されるようになった。同委員会は米国の予防接種の実施に関する諮問委員会(ACIP)の推奨は参考意見にとどめており、各ワクチンの接種状況に応じた接種パターンを複数示している。 同委員会の考え方によると、2014年度はPPSV23未接種高齢者のうち65歳から5歳おきに100歳までが定期接種の対象となり、再接種は5年後以降、続けてPCV13を接種(連続接種)する場合は1年後以降であれば安全性に問題はないという。PCV13接種後にPPSV23を連続接種する場合は、6カ月―4年後が適切との考えを示している。定期接種開始以前のPPSV23既接種者は定期接種対象外となるが、今後も任意でPPSV23接種から5年後以降の再接種が可能としている。 ACIPはPPSV23とPCV13の接種について、接種歴がないか不明の65歳以上にはPCV13の初回接種後6‐12カ月でのPPSV23連続接種を推奨している。しかし、同委員会は両ワクチンの連続接種に対する安全性が国内で確認されていないことなどから、今回は参考意見に位置付けた。その一方で、同委員会の考え方も3年以内に見直しを検討するという。(m3.comより) 【関連リンク】 65歳以上の肺炎球菌ワクチン定期接種について haienkyukin_chart haienkyukin_intro

2015年2月12日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック

エボラ出血熱について

もし流行国に渡航し帰国した後、1か月程度の間に、発熱した場合には、万一の場合を疑い、 地域の医療機関を受診することは控えていただき、まず、保健所に連絡をし、その指示に従ってください。 過去1か月以内にギニア、リベリア、シエラレオネの滞在歴があり、発熱した場合は医療機関を受診せずに、最寄りの保健所(多摩小平保健所 ℡;042-450-3111)にご連絡ください。

厚生労働省ポスター

東京都医師会ポスター

2014年12月19日 | カテゴリー : 感染症情報 | 投稿者 : 仲谷クリニック